東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

今週の柏蔭舎(8月第1週)

こんにちは!新入生のsyです。8月6日と7日の稽古について書きたいと思います。宜しくお願いしますm(__)m


いやー、8月の第1週目は本当に、本当に、能楽だらけの一週間でした。1日〜3日には合宿があって、5日には慶応賛助があって、6日には通常稽古があって、7日には師匠稽古があって。

来る日も来る日も能楽に触れることによって、僕の体にも無意識のレベルにまで能楽が染み込んできたなぁと実感できた体験がありました。
この前、生まれてはじめて、能楽の夢をみたのです。夢の内容は2つでした。

ひとつは、スリ足を何回練習しても上手くいかないというものでした。何回試してみても必ず、足のつま先がヒョイっと曲がってしまうのです。曲がるのが当たり前だと言わんばかりに、必然的に。これはまさに恐怖でした。
2つ目は、体育館の舞台に立って仕舞を舞うというものでした。会場は真っ暗で、スポットライトが僕にあたり、大左右を綺麗に舞ったところで、観客から喝采がわき起こりました。これはとても快感でした。スポットライトがまぶしかったです。


話はメチャクチャ変わるんですけど、今はなんといっても夏休み、我々学生たちは、旅にいく人が多いようです。東大観世会のメンバーも旅行に行く人が多いようで、日帰り旅行とか家族旅行とか海外旅行とかに行く!っていう人が結構います。
中でも、本当に楽しそうに旅に行った部員が1人いました。K先輩です。

この前、慶応賛助があって、僕は1人で観客席に座って公演を見ていました。4時頃になってソロソロ帰ろうと思い、会場を出てロビーに向かう途中、その日初めてK先輩に会いました。彼はスーツ姿で、僕の姿を見るなり近づいて来て、「今から荷造りをして、飛行機に駆け込んで、北海道に行ってきます!」と、飛びっきりの笑顔で言いました。とてつもなく素晴らしい笑顔でした。僕が「楽しんで下さい」と言い切る前にはもう、駆け足でロビーを退場していきました。嵐のような人でした。その時の彼の笑顔が、カゲロウのように残像のように、しばらくの間ボクの脳裏に刻み込まれました。キュートでチャーミングで、エクセントリックでした。K先輩、実習頑張って下さい!(お土産待ってます)

なんか、6日と7日の稽古に全然触れてないんですけど、長くなりそうなのでここでやめておきます。猩々がんばります。では、また!

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5大学交流会2017(7月第1週)


こんにちは!
今回は、先週末7月2日に催された『五大学交流会』について語りたいと思います、新入生のsyです。

『五大学交流会』とは、東大、法政、一橋、早稲田、本女の五つの大学が各々の稽古の成果を見せ合う発表会のことなんですが、本番が始まる前に微笑ましいような嬉しような出来事があったので、まずそれから話しましょう。

僕たち東大観世会は11時前くらいに会場に到着したのですが、なんと男性の先輩K氏が遅れてくるそう。これは困った。というのも、新入生である僕とMくんはK氏の補助がないと舞台衣装である紋付袴を着ることができないのです。リハーサルはもう15分後に迫ってる。それまでには何とか着替えなければならない。でも来ない。さあどうしたものかと、僕とMくんはドギマギそわそわしていたところ、なんと一橋大の先輩と早稲田大の先輩が着付けの手伝いをしてくれました!なんと優しい方々。それで、着付けを手伝ってもらえば必然とお互いの顔を覚える、顔を覚えればチョクチョク話をする、その話も段々と盛り上がってきて、気がつくとまるで知古の朋友のように仲良くなり、最終的には肩を組んで記念撮影をする程になりました。こういった出来事も五大学交流会の楽しみの一つなのかもしれません。(ちなみに今度、早稲田の方々と飲みに行っています)


さてリハーサルも終わり、いよいよ本番になりました。まず5大学の新入生が一人一人「仕舞」を舞います。そしてその後に2〜4年生がそれぞれ「仕舞」を舞います。

先輩方の舞がとにかくかっこいい!本当にかっこいい!!
新入生の簡単な舞とは違い、飛んだり跳ねたり、クルクルと素早く回ったり、そのような高度な技術を見せられるたびに我々新入生は「おー!」とか「うわー!」とかいう、声にならない感嘆の情を心の中で響かせます。「いいないいな、自分も早くあんな風に舞えるようになりたいな」と思う新入生の有り様は、スタンドでプロ野球を観戦する小学生のよう。なんだか自分がひどく幼くなった気がします。もっと練習をせねばと、心に刻み込みました。


そして5大学交流会とは、夜の懇親会を含めて5大学交流会なのです。夜の懇親会とは、5大学のみんなが飲んで食ってどんちゃん騒ぎしましょう、という会です。大学の違いなど関係なし、知ってる知らないの関係なし、とにかく気になった人には手当り次第声をかける。「〇〇〇を舞ってた方ですよね!?メッチャかっこよかったです!」と声をかけることもあれば、「自己紹介で〇〇が好きだって言ってた方ですよね!?」と声をかけられることもある。前後左右にいる人間と手当り次第話をして、笑って踊って、最後は全員で謡をうたう。感動の大フィナーレ。本当に楽しい1日でした。


というわけで 来週からまた稽古に励みます。以上syでした。

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最近の柏蔭舎(新歓情報等)

こんにちは。ご無沙汰しております、Sです。
いつの間にやら新学期も始まり、私も2年生になりました。新歓担当という東大観世会の今後を決めるような役職を授けられ、このままうかうかと後輩気分を味わっている訳にもいかなくなりました。
今年も恒例のように、サークルオリエンテーションや新歓能楽座を開催しました。昨年は自分が新歓される側だったので、1年経ち自分がその裏で動いているとなると不思議な気分でした。
サークルオリエンテーションや新歓能楽座も無事に終えることができたのも周りの方々のおかげだと思っております。関係者の方々もお越しくださった新入生の方々もありがとうございました!

と、自分の近況はとりあえず置いておいて、
ここからは新歓情報です!
まずは【観能企画】!プロのお能を観に行きませんか?
なんと今年は3公演も行きます!
が、1つは先週15日に既に終わってしまいました…。2人の方が来てくださいました!ありがとうございました!
お能は『船弁慶』でした。近所の小学校で能の講座が開かれているそうで、そちらの小学生たちが子方で出演なさっていたのですがとてもお上手でびっくりしました。最近の小学生はすごいですね。
という話もそれほどにして、
行けなかった!という方、ご安心ください。まだ2公演ございます。

①4月30日(日)
としま能の会『土蜘蛛』@東京芸術劇場

②5月14日(日)
こしがや能 春の調べ『羽衣』@こしがや能楽堂

まずは土蜘蛛。インパクト勝負です。こちらは新入生よりも現役部員が楽しみにしているんじゃないかというほど面白いと思います。
そして羽衣!私たちも去年の自演会で出したお能です。これぞ能!というような優美で綺麗な舞が見られます。
新入生はもちろん無料でご招待します!観能希望の方はメール(todaikanze@yahoo.co.jp)またはTwitterのDMまでご連絡ください。

お次に【体験稽古】のご案内です!
普段私たちが行っているようなお稽古を体験してみませんか?
【毎週日曜日14:00から】おこなっています。お稽古道具はこちらでご用意してありますので、どうぞお気軽に手ぶらでお越しください!ご都合にあわせて途中参加、途中抜けもOKです。
(観能企画と重なっている場合は、体験稽古はおこないません。また、参加したくても近日中に都合がつかない場合はご連絡ください。)
来るとお料理をするかも…?


先週の様子です!みんな大好きハンバーグを作りました

なにか気になることや質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください!お待ちしております。


さて、ついに本日銀座にオープンしたGINZA SIXですが、その地下に観世能楽堂が移転開場しましたね!こちらの能楽堂は東大観世会が今年度の自演会で使用させていただくこととなっております!非常に楽しみですね…!
※開催場所・日時が変更となりました。お含みおきください。
【変更前】12月16日(土) 於・矢来能楽堂
【変更後】12月2日 (土) 於・観世能楽堂


最近更新停滞ぎみな当ブログですが、Twitterの方は随時更新中ですので、そちらも合わせてご覧いただければ幸いです…!

長々と失礼いたしました。それではまた、Sでした。

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今週の柏蔭舎(1月第三週)

新しい年も早いものでもう半月も過ぎてしまいました。ご無沙汰しております。Sです。
年始のおめでたい雰囲気からか、1月は伝統芸能の公演が多くなりますね。気づけば私の1月の鑑賞予定数が能1、狂言2、歌舞伎3になっていました。おめでたいのは私の頭の方でした。

さて、今年のお稽古始めは元日の振り替えで部室やコミプラなど、いつもとは違う場所で行いました。第二週目も事情によりコミプラ、さらに今週も外部施設の部屋を借りてお稽古しました。
……?
柏蔭舎を…使えていない…?
次週も別場所の様ですので、もはやブログのタイトルが変わってしまいそうです。今週の柏蔭舎(とは)

春にむけて各々新しい仕舞などを始めました。謡も舞も覚えるものがたくさん増えてしまったので暗記パンが欲しいこの頃ですが、百番集や型付にパンをにくっ付けるのは嫌なので地道に覚えていきたいと思います。

(S)

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今週の柏蔭舎(9月第一週)

稽古後にヤモリが現れた際、「かべちょろ」が方言だと気づいて驚いた、優です。

今日は9月10日の秋のOB会に向けての仕上げをしました。
私の仕舞は杜若で、特に難しいところはなかったため、あとはどれだけ完成度を高めるかという意識で取り組みました。地謡については、地頭が不在で、男声地を女声地で謡うというハプニング(?)がありました。こんなとき、もっと男性がいたらいいのに…と切実に思います。(不在の彼は、遠出のついでに竹生島に詣でたそうです。いいなぁ。)
閑祥会に出す連吟敦盛の稽古もしましたが、シテの「さても如月六日…」とワキの「さてはその夜の…」でどっちがどっち状態になっていました。キリに関しては、習っていないけれどもなんとなくモチ謡になっている箇所があり、面白かったです。

9月30日のユネスコ能で、紅葉狩りの鬼揃えを見てきます!

(優)

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