東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

お久しぶりです

お久しぶりです。
更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした。

前回の更新からこれまでの間、とても哀しい事がありました。
東京大学観世会HPの方でもご報告させていただきましたが、
これまで東京大学観世会をご指導して頂いておりました関根祥人先生が
6月22日、お亡くなりになりました。

それから早くも2ヶ月近くが経とうとするのですが、
今でも信じられない気持ちです。

私事ですが、実は私、東大観世会に入るまでお能を観たことがありませんでした。
初めて観たのが、先輩に連れて行ってもらった、2008年4月25日の閑能会。
番組は祥人先生の「忠度」。
何も知らなかったのに、何かに魅せられてしまって、今の私がいます。
舞台での、お稽古での、先生の存在はとても大きなものでした。
これから先何十年も、祥人先生の舞台を拝見し、先生にお稽古を付けていただこうと思っていたのに…

泣いてばかりで落ち込んだりした時期も続いたのですが、
ある方のブログを拝見して、とある詩を知りました。
以下は、長田弘さんの詩集『詩ふたつ』に収録されている、
「花を持って、会いにゆく」という詩の一節です。

  死ではなく、その人が
  じぶんのなかにのこしていった
  たしかな記憶を、わたしは信じる。

祥人先生は、わたしたちのなかに「記憶」をたくさんのこしていってくださったと思います。
今のわたしたちができること、すべきことは、
祥人先生ののこしてくださったことを信じてお稽古を続けることだと
私は思います。

現在、秋のOB会に向けて、祥六先生にお稽古を付けていただいております。
また、祥六先生のご指導を受けて、本年も自演会でお能を出す予定です。
(12月18日(土)喜多六平太記念能楽堂にて 能「敦盛」を予定しております。)

祥六先生をはじめ、東大観世会をご指導してくださる諸先生方
ご支援くださる東大観世OB会の皆様方
その他多くの方に感謝しつつ、これからもお稽古を頑張っていきます。
今後もよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、祥人先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

高津

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