東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

今週の柏蔭舎(2月第3週)

 今週の柏蔭舎は真っ白な雪の中に覆われていました。雪は積もっているとしても、暖かかったので、キャンパスのところどころに水溜りができていて、柏蔭舎までいくことがとても大変でした。2週連続で、しかも週末にこんな雪が降るとは珍しいと思いました。

 今週の稽古の参加者は3人でした。少ないですが、先週よりは1人多いらしいです。関東ではめったに見ない(先週も降りましたが)大雪でテンションが上がっていたのか、前半はほぼ稽古できず、しゃべってばかりしていたら、OBのTさんがきて、さらに稽古できない雰囲気をつくり、そのまま帰りました。そのあとM鍋さんが来て、4人でおやつを食べて、話し合いをしました。今週のおやつはチョコレートとチョコレート菓子。バレンタインを意識したようなおやつでした。私がチョコレートを買うときは、少なくとも5~6人で食べることを考えていましたが、4人だけだとは、少し寂しい気がします。人数が減ってきていることを実感するところでした。
 話し合いの後は気を変えて、春の四大学交流会に出す演目の稽古をしっかりとしていきました。仕舞を合わせて、竹生島の素謡を通して、また仕舞の稽古をする...みたいな。前半だけでは今日はとても稽古できそうになかったのに、その分後半は頑張っていたように思えました。私は用事があって5時半に帰りましたが、その後男子会が開かれたようです。G味さんは「これからは毎週毎週稽古の後に食事に行こう」といっていましたが、どうなるかはまだ分かりません。来週も楽しく、熱心に稽古していきます。興味のある方は柏蔭舎にいらしてください!新入部員は随時募集中です!

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二月第二週

昨日からの大雪で駒場は雪がつもっていたので柏蔭舎に着いた時には靴の中まで水がしみ込んでいて大変でした。でも川崎に生まれて、つもるほどの雪を見たことがあまりないのでとてつもなくこころおどりました。柏蔭舎のまわりはひとどおりが少ないために、つもった雪が誰にも踏まれることなく残っていてそれを踏むとサクと軽い音をたててなくなる。明日にはこの雪たちは消えてしまっているのかなと思うと、いてもたってもいられずいっぱい雪を踏みました。おかげで靴下までびしょびしょになりました。
今日の稽古はなんと二人。うそじゃないです。二人でした。でもそのぶんT瀬さんとつもった雪もとけるほど熱い稽古を繰り広げました。
私は早めに来たのでT瀬さんがくるまで柏蔭舎で寒さと孤独に耐え、ひとり善界、ひとり清経、ひとり竹生島、ひとり高砂などしていました。そろそろひとりカラオケでもするかと思っていたらT瀬さんが現れましたのでお互いの仕舞を合わせたりと仕舞の稽古。
三時ごろになって自分の中で中だるみ感が出てきたので、特に話し合うこともないですが「話し合いしましょー」と自演会でいただいたお菓子をいただきながらT瀬さんとおしゃべりしていますとOGのI橋さんがいらっしゃいました。なんと!手作りのチョコ!をもってきてくださった!のでテンションあがりながらもおいしくいただきました。ひきつづき「話し合うこと…ないです!」というノリでおしゃべり。T瀬さんとI橋さんが行ったという黒川能のはなしが面白く、いつか機会があれば行ってみたい!(あとお金があれば)。
I橋さんの帰還後には、二人で竹生島、高砂を謡って、もう一度仕舞合わせ、気づけば六時でした。二人だけでしたがT瀬さんがいろいろ教えてくれて私としては良い稽古になりました。
駒場の正門から図書館に行く道にはソメイヨシノの木がありますがすっかり葉はなく、代わりにとろりとした雪が枝にかかっていて寒そうでした。早く葉が茂って桜が咲く季節がくればなあ。観世会も葉は少なくなってしまいましたがめげずにつづけ、きたるべき若葉と一緒に十二月には満開の能を見せたいです。
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今週の柏蔭舎(2月第一週)

レポートを書かなくてはいけなくてブログを書いている場合ではないのですが、ブログを書くのをやめてもどうせレポートをはじめる気は起きなくてボンヤリとネットを見ているだけだろうと思われるので、ブログを書きます。広報活動は重要ですし。

今日は第一日曜日。第一日曜日は観世会定期能です。定期能、見に行きたいし見に行った方がいいといつも思っているのですが、会の稽古が日曜だけなのと値段が高い(学生4200円)のとでいつも見送ってしまいます。今日はOBの先輩から体調が悪いからとチケットを譲っていただき、行くことができました。が。先輩は朝連絡をくれていたのに僕が起きたのは11時半だったのでメールを見るのが遅れ、初番の「弱法師」と狂言は見ることができませんでした。さらに、会の稽古に全然出ないというわけにもいかなかったので、二回目の休憩のあとの仕舞と「項羽」も見られず、結局見たのは「隅田川」だけ。でも、一番だけでも充分満足でした。「隅田川」見られて良かったです。シテもお囃子も地も良かったです。印象に残ったのは、シテの謡の高音部のきれいさ、「乗せさせ給え渡守」と笹で床を打ったところ(都からはるばる来た寂しさと、子供が見つからないもどかしさでわけがわからなくなってしまってどうしようもなくなって狂ってしまう感じが出ていました)舟の中で下居して(小さい床几を使っていました)船頭の物語を聞いているところ(自分の子に似た子の話を聞いて、ハッとした感じですこし上を見、そこから話に耳を傾けながら徐々に顔を下に向けてきた時に、この話はもしや我が子のことではないだろうか、確かめたい、はやくくわしい話を聞きたいというもどかしさで口元がゆがんでいるように見えました)。それから笛のヒシギの最後に残る微妙な音。曲の最後にすこし残った笛の音もしみじみとして良かったです。大小もかけ声が大きすぎず、全体によく調和していました。地は最初はやや声も小さく、前列の一部が無感動に声を合わせている感じがあったのですが、だんだんに良くなりました。子方は、ハキハキとした謡い方で、シテの手の下をくぐり抜けるところもきびきびとして良かったです。

さて「隅田川」が終わって2時半過ぎ、柏蔭舎にいくと、なんとA木とI藤さんの二人しかいませんでした。そこからは仕舞をばんばん合わせ、素謡もどんどん稽古して、あっという間に6時になりました。僕が行く前にはM葉さんが、3時頃にはY口さんが、それぞれお菓子を差し入れに来てくれました。さすがに三人だとかなり効率が良く稽古が進みますし、謡の声も揃います。でもやっぱりさびしいですね。新入生にはやく入って欲しいから、はやく入試が終わって欲しいです。東大観世会に入りたい受験生のみんな、受験がんばってくださいね。あとすこしですから。東大という名前にビビりすぎず、たいしたことないと思って受ければ大丈夫です。東大生なんて別にたいして頭良くありません(もちろん本気で頭いい人もいますけど)。

東京都知事選がはじまって、選挙公報などが配られています。非常勤講師の先生とかが、「東大生はさすがちゃんと文章が書ける」などということがあって(あったはずです。具体的にいつのことか思い出せないのでちょっと不安ですが。)、そういうことを聞くたびに「何云ってんだ、文章くらい誰だって書けるだろう」と思っていたのですが、この選挙公報を見ると……どうやらそうでもないようです。

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