東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

今週の柏蔭舎(12月第四週)

テストが終わり、これから3か月も休みというのが、いまだに信じられない優です。

今週は帰省組や卒論組がいるので、少人数での稽古となりました。

自演会後に一年生は初めて半身の仕舞をするため、今日は半身の差し込み開きなどの基本的な型を習いました。今までは先輩方がしている半身の型をなんとなく見て、弱いものとあまり変わらないのではと思っていましたが、実際にやってみると、能の型を初めて習ったときと同じくらい新世界でした。特に、身体は斜めを向いているのに顔は正面というのが難しい。能における体の使い方は、自然体の対極に位置していると久しぶりに実感しました。
話し合いを挟んでの後半は、私が選んだ「蘆刈」の謡と仕舞を教えてもらいました。自演会では、「東北クセ」「女郎花」「経正」など長くて難しい謡が多かったので、「蘆刈」の謡が簡単でほっとしました。型のほうは一通り習いましたが、なかなか忙しそうな曲です。

さて、今年もあと僅かとなり、振り返るとあっという間に1年が過ぎ去ったように思われます。

では、良いお年を。

(優)

スポンサーサイト

PageTop

2015年度自演会 経正を終えて

19日に当会最大のイベントともいえる2015年度東京大学観世会・東大観世OB会合同自演会が終わりました。
来ていただいた皆様、誠にありがとうございます。

私は学生能「経正」のシテを無事終えることができました。
入りたかったオーケストラに入れず、新しいことをはじめようとして門をたたいたお能。
1年生のときからワキツレ、ワキ、ワキ、地謡としてありがたくも毎回学生能に携わらせていただき、
今年も学生能に関われたらと思っていた折、後輩から「シテやりませんか」とのお誘いが。
高学年のためでしゃばりすぎか、とも思いましたが、社会人になってからではそのような機会があるかもわかりませんし、なにより学生として皆とすてきな思い出がつくりたい、大好きな先生から今、シテとして稽古を受けたいという思いが募り、やらせていただく運びとなりました。

修羅能が好きだったため2番目物から選ぶことにし、その中でも優美かつキリは激しい、またすっきりした構成をしていて気に入った「経正」を選びました。ちなみに経正は1992年度自演会以後、当会では演じられておりませんでした。
ワキ、お囃子、地謡もOBOG、また現役のみなさまが快く引き受けてくださり、謡から稽古がはじまりました。
経正は現役部員にもかなりなじみがある曲でしたので謡自体は早い段階で皆が覚えていました。「覚えてからが稽古」がしっかりと実践できたと思います。

シテ稽古は9月からはじまり(型付は7月頃いただいておりました)、9月の合宿ではじめてすべて通しました。あのときは能面をかけるのがはじめてで、しかもその舞台も周りが池だったため、かなりおどおどとハコビをしていたことを思い出します。
シテ稽古では祥丸先生の謡と舞にほれぼれしながら言われたことをやろうと必死になってくらいつきました。先生も本当に丁寧に教えてくださいました。
ワキ、お囃子、地謡の皆で柏蔭舎やコミプラで合わせることも、皆様のご協力のおかげで月2回ほど設定させていただきました。
皆での稽古のときは舞台に対して思ったことを言い合ったり、終わってから雑談して笑いあったり、楽しい時間でした。

12月に入ると、日々あっという間に過ぎ、気づけば申し合わせ、本番でした。
鏡の間で面をかけた際、鏡に映る自分の姿、経正に対して語りかけていました。
「どういう思いでここに来たのか」「何を伝えに来たのか」と。
不思議な気分でした。幕をでてからは無我夢中でしたが、本番は落ち着いて経正の青山またこの世への思いをわずかですが謡と舞にのせられたかなと思います。
祥六先生も見ていてくださりお褒めの言葉をいただきました。4年半ほどの自身の結果を見ていただけて本当によかったです。また家族もはじめて自演会に来ることができ、少し成長した姿を見せられたかなと思います。見所で見ていた方からもアンケート含め様々お褒めの言葉を頂いたり、最初は緊張してたみたいだけどだんだん気持ちが乗っていったね、と言われたりしました。

入学した当初から考えれば夢にも思わなかった経験をさせていただきました。
これもすべて、先生方、OBOG、現役の皆、見に来てくださった方々の支えあってのものです。
自分自身、本当に人に恵まれていると感じます。
すてきな方々が周りにいたからこそ、能をこうして続けられ、成長できました。
次は自分がより誰かを支えられる人間に、能のすばらしさを伝えられる人間に成長していこうと決意しております。
それではまたどこかで。

真鍋拓馬

PageTop

自演会のお知らせ

平成二十七年度 東京大学観世会・東大観世OB会 合同自演会についてのお知らせです!

皆様のおかげをもちまして、今年度も下記のとおりに自演会を行うこととなりました。
能・経正の他多くの演目を発表いたします。また、入場無料・入退場自由となっております。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご来場いただきますようお願い申し上げます。


とき : 平成27年12月19日(土)
午前10時開場

ところ : 喜多六平太記念能楽堂
東京都品川区上大崎4-6-9
(電話) 03-3491-8813










PageTop

今週の柏蔭舎(12月第一週)

こんにちは。
東大観世会で最も正座が苦手な優です。

自演会まであと二週間です!
今日は午前に「経正」と「敦盛」をお囃子と合わせ、午後はいつも通りのお稽古を行いました。

今日一番の出来事は、「土蜘蛛」の素謡の際に謡がワープして、土蜘蛛が活躍する前に殺されてしまったことです。「土蜘蛛」の最後2つの地謡には「かかりければ蜘蛛(ちちう)の精霊…」と「かかりければ剣の光に…」という箇所があり、節なども似ているため、かなり間違えやすくなっています。実際、私もよく間違えています。自演会前では役謡も含め、このようなことがないように注意しようと思いました。

また、パンフレットの校正も行いました。去年の会員紹介は自己紹介だったのですが、今年は他己紹介となっています。先輩、同期、後輩一人ずつが三文で紹介するというものです。三文という制限の中にも個性が見えて面白かったです。(一般受けするのかはわかりませんが…)

テストも控えていますが、自演会の準備も怠らないように努力します。

(優)

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。