東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

須磨紀行!

須磨に行く時だけちゃっかり参加して、須磨浦公園駅で四人を待つ間、灘のお酒に思いをはせつつクラゲのガチャガチャをしていた草刈男2号です。
遅くなりましたが、神戸企画須磨編です。


その日の須磨は台風が過ぎて、くもり気味の晴れでした。
まず、須磨浦公園駅から国道沿いに少し歩くと、敦盛塚(胴塚)が。敦盛塚
この敦盛塚五輪塔は、石清水八幡宮五輪塔に次いで日本で二番目の大きさだとか。
シテワキで、掌を合はせて南無阿弥陀佛。若我成佛十方世界…

敦盛は戦で亡くなってしまったとはいえ、腹が減っては戦が出来ぬという事で(?)塚のすぐ隣のお蕎麦屋さん「敦盛そば」で昼食。看板メニューの敦盛そば&敦盛ご飯は、かけそば(+蕎麦湯・蕎麦餅)と七色の古代米でおいしかったです。店内には敦盛関連の資料の展示コーナーがあり、ゆっくり見ると面白いと思います。

店を出て須磨寺に向かう途中、人通りも少ないしただ歩くだけでは…ということで謡いながら歩き始めましたが、地謡に差し掛かると声が減り…?…ごめんなさい。
行く道々にも、玄象ゆかりの村上帝社や、光源氏が住んでいたとされ須磨源氏に関わる現光寺などがありました。重衡囚われの塚は駅の横にちょこんと。

そして、商店街を抜けると、いよいよ源平ゆかりの寺ー須磨寺
須磨寺
源平の庭には敦盛と熊谷次郎直実の像がどどーんと対峙しています。
像
この前でエア一騎打ち記念写真を撮っていたとかいないとか。

敦盛の使った(と言われている)青葉の笛や鎧や蓮生作の敦盛像を展示している宝物館や、敦盛の首塚、敦盛の首洗いの池、しっかりとした本堂など由緒正しきお寺らしさがある一方、
小石人形が源平合戦や高砂などの情景を見せるからくりがあったり、目玉と首が回るカエルの像「(お金が)ぶじかえる」があったりします。五猿はといえば、見ざる・聞かざる・言わざる・怒らざる・見てござる…?矛盾が見えますが、この猿たちは撫でると動きます。このお寺の物は触ると基本的に動くか音が鳴ります。

一通り境内を見て回った後は、敦盛成功祈願の絵馬を書きました。無事に成功しますように、成功させられますように!
絵馬の写真があれば良かったのですが、見当たらないので代わりに「青葉の笛(小学唱歌)を奏する敦盛卿」
えんそー

HPによると「おもろい寺」を目指していたらしい須磨寺を後にして「須磨の浦」に向かい、
須磨の浦1
海岸で靴を脱いで暫し波に戯れていました。


さて、須磨を満喫した後は明石で明石焼を食べました。たこ焼きとは似て非なるものでおいしかったです。明石では明石焼を玉子焼というようですが、黄色いくるくる巻いた卵焼きはどう呼ぶのでしょうか?そんな疑問を胸に私は帰りましたが、その後の事は前の記事にあります。


ところで、謡曲に関連した史跡には謡曲史跡保存会の駒札が立っています。須磨では敦盛塚・村上帝社・現光寺などにあるのですが、1日に3回見るともう保存会と顔見知りの気分になってしまい、この後京都の新熊野神社で見た時にはなぜかうれしいくらいでした。「また会いましたね」とか言えるくらい、謡蹟をめぐってみたいものです。

無事に須磨を知り満喫してきました。神戸企画ありがとうございます!後は自演会!がんばります!
そして、これで秋合宿の記事が冬に書かれる事はなくなりました!
読んでくださった方、貴重な時間をありがとうございます。

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コメント


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>草刈男2号さん
素敵な須磨紀行文、どうもありがとう!!
実際行ってみて、山と海の近さを実感できたよね。

>ぐっさん
お久しぶり☆元気にしてる?
コメントありがとう。
帰ってきたら是非DVDで観て~

>さて、1年生諸君
自己紹介も兼ねて誰か秋合宿記事を書くのだ

※どうでもいいトリビア。
「須磨浦公園駅」は「すまのうら」ではなく「すまうら」と読むのです。

法師 | URL | 2010-10-21(Thu)00:29 [編集]


楽しそうですね。いいなぁ…。
敦盛の成功を(ベルリンで凍えつつ)心よりお祈りいたしております。

ぐっ | URL | 2010-10-20(Wed)05:55 [編集]


須磨紀行文ありがとうございます。

予報で心配されていた台風がそれて、好天に恵まれましたね。
少し足を運んだだけで思いがけず謡曲の史跡に巡り合え、やはり由緒ある地なのだなぁと思いました。

草刈3 | URL | 2010-10-17(Sun)22:34 [編集]