東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

クロスワードパズル解説

私がうっかりしているうちに、優秀なる編集長・G味氏が
答えをあげてくれました(ありがとう)。
ですので、作成者の私は、解説でもしようかと思います。

ちなみに今年のパズルの作成方針としましては、

昨年のパズルより簡単にする

でした
なにせ、昨年のパズルは私も全部は解き切れなかったので……

観世会2・3年生が楽しみながら解ける
お能初心者の方でも、ネットで調べながら解ける

レベルを目指しました。
(太鼓のお稽古場が同じある女性からは、
 2・3を除いて帰りの電車の中で解けた、とご報告をいただいたので、
 この試みはまぁ成功だったのではと思っています。)

さて、以下からカギの解説です↓↓↓
「続きを読む」のリンクをクリックしてください。
(※解説が必要と思われる一部のカギのみです。)
まだ解いていらっしゃらない方は、是非解いてからご覧ください。

ヨコのカギ
1 さかのうえ(坂の上)
『田村』ロンギ「下りはせで坂の上の田村堂の軒洩るや」より。
前場中入り前のロンギでシテの正体を仄めかすことはよくありますが、
それって、良く言えば掛け言葉、言ってしまえば駄洒落ですよね(笑)

5 いつそく(一足)
『嵐山』キリ「金胎両部の一足をひっさげ」より。
T瀬君が仕舞で舞いましたね。

11 とも
『土蜘蛛』ではM鍋君が頑張りました。

12 まい(舞)
今年の自演会では、神舞・楽・早舞・中之舞、様々な舞の舞囃子が出ました。

13 よわ
『田村』のみクセが2つありますが、前クセはヨワ吟、後クセはツヨ吟です。

14 ががく(雅楽)
『高砂』キリ「千秋楽は民を撫で。万歳楽には命を延ぶ」が有名ですが、
番外仕舞の『道明寺』キリにも
「千秋楽には民を養い万歳楽には命を延ぶる」とありました。

16 こうふう(高風)
『猩々』のワキの名前。親孝行のおかげで、富貴の身となりました。
素謡(当日連吟に変更)ではT瀬君が務めました。

19 はくえ(白衣)
『羽衣』サシによると、月には白衣と黒衣の天人が15人ずつ居て、
順番に月宮殿に入るとことで、月は満ち欠けするそうです。

20 ろせい(盧生)
『邯鄲』のシテの名前。

22 どうじう(銅汁)
『歌占』クセより。
『歌占』の素謡のお稽古後、祥人先生と「銅汁よりビールがいいね」と
メールした事があります。

24 のう(能)
「東京大学能狂言研究会観世会」
東大観世会の正式名称(たぶん)です(長い…)。
領収書を貰う時はこう書いてもらいます。

25 くつ(沓)
『張良』がそのものをテーマとして扱っていますね。
『鞍馬天狗』舞働前にも「張良沓を捧げつつ。馬の上なる石公に。」と。

26 すみ(角)
お仕舞をやっていない人には難しかったかも。
新入生は慣れるまで、先輩から「ほら~また右で止まってる~」なんて注意されます。

28 せみまる(蝉丸)
それだから(?)百番集の1番最後に載っています。
クセをI谷君が舞いました。

30 あいち(愛知)
ちなみにT山さんと私・T津の出身地です。

35 やみ(闇)
『隅田川』前シテ出のサシより。

36 うら(浦)
志度の浦は『海士』、大物の浦は『船弁慶』、須磨の浦は『敦盛』など。

タテのカギ
1 さくらがわ(櫻川)
私・T津の名前と同じ「桜子」が子方として登場します。
しかし、私・T津はブログで「さくらこ」と名乗っていますが本当は「ようこ」、
子方は「さくらご」と読みます。
M葉さんがクセを、T津が網之段を舞いました。

2 かり(假)
『江口』キリより。
この世は「假の宿」とはいえ、人との別れは悲しいものです…

4 えり(襟)
難問でしたか?祥人先生の問題からお借りいたしました。

5 いぬ(犬)
『殺生石』キリ「野干は犬に似たれば犬にて稽古」より。

7 くも(蜘蛛)
パンフレットのI谷君の読み物「『土蜘蛛』解題」もご参照ください。

12 まく(幕)
鏡の間と橋掛の間にある揚幕の色です。

13 ようろう[お](養老)
水波之伝がつくと、天女が出てくるとともに、神舞にも緩急がつきます。
T山さんが舞囃子を舞いました。

15 がきどう(餓鬼道)
すみません、これは能の中に出典がありません(たぶん)。
ただ、修羅道は『清経』キリ「さて修羅道に。をちこちの。」、
地獄道は『野守』キリ「さて又大地をかがみ見れば。まづ地獄道。」など。

17 こい(恋)
「曲名」というカギを多く作ったので、「曲者」というカギを滑り込ませてみました(笑)
『花月』小歌「今の世までも絶えせぬものは恋と云える曲者」より。

19 はじとみ(半蔀)
「立花(りっか)供養」という小書きです。
観に行ったのですが、演者交代で小書きが消えてしまったことがあります(涙)
なので私はまだ観たことがありません。

23 おつ(乙)
大倉流小鼓には甲の音にはチとタ、乙の音にはプとポの音があります。

25 くるま(車)
『百万』車之段より。

30 あかし(明石)
『草子洗小町』初同より。『草子洗』は小町が貫之らと歌合をするお話ですね。

32 ゆみ(弓)
『花月』弓之段より。『花月』はクセをG味君が舞いました。

34 ささ(笹)
『百萬』や『隅田川』で狂女となったお母さんが持っています。

長文失礼いたしましたm(_)m

年の瀬が迫ってまいりましたが、皆様お風邪など召されぬようお気を付けください。

さくらこ

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