東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

桃桃会の感想

3月18日(土)に桃桃会@観世能楽堂を見に行きました。
能が合計3番、家元シテ「摂待」の、祥六先生シテの「吉野天人」、祥人先生がシテの「藤戸」という超豪華な面目で、あの広い会場もほぼ満員でした。

「摂待」は、義経・弁慶一行の12人の迫力がすごかった。長いけれどもストーリーも分かりやすい能で、集中してみることができました。家元がシテの能を見るのはこれが初めてなんだけど、シテの動作も謡声も老婆らしく、どこか悲哀みたいのが感じられてすごく共感できた。「演じる」とはこういうものなんだなと改めて思った。
鶴若を演じた子方の祥丸君も、うまかった。義経に駆け寄るシーンや、最後シテの老尼に抱かれながら義経一行を見送るシーンなどは、胸に迫る物があった。これで子方の曲は全部やったことになるらしい。これからもがんばれ~
あと、ツレの一員(兼房)として入っていた祥人先生の声も群を抜いて迫力があった。やっぱり祥人先生の謡声は、プロの中でも迫力がずば抜けているなぁと思った。

逆に「吉野天人」は、軽い気持ちで見れた。今回は天人揃えという演出で、後場で5人の天女が出てきて中の舞とキリを5人で舞うというものだった。演出の華やかさもさることながら、個人的には次に中の舞のある舞囃子をやる予定なので、唱歌を片手に中の舞をじっくり観察させてもらいました。

次はいよいよ我らが祥人先生の「藤戸」、というところで自分は私用のため(空手の稽古のため)に残念ながら途中で帰らないといけませんでした…
誰か他に見に行った人、感想を求む!

観能の経験もそれなりに回数を重ねてきて(春休み中とか結構見に行った)、最近ようやく能の面白さとか味とかが少しは分かるようになってきた気がする。初めの頃は勉強のためとか、義務感で見に行っていた部分もあったけど、最近は純粋に楽しみに見に行けるようになってきた。下手な映画見るよりは、能を観る方がずっとおもしろいね(^_-)

BY かわ
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