東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

春四(二日目)

Kです。

春四二日目のメインは杉並能楽堂での舞台、ということで朝から雨の中30人の大移動でした。雨男・雨女は誰かという話題で盛り上がっている人もいました。

舞台では、非常によい刺激を受けることができたと思います。今回私が舞った「合浦」はもちろん他の演目でも、他大学の方が1年生でもとても上手くて惚れ惚れする一方、これは負けていられんぞ、という気持ちが沸々とわいてきました。
また、例えば型やお作法の各大学での違いは五交会などでもさんざん感じてきましたが、今回はそれにとどまらず各大学の雰囲気なども感じ取ることができたと思います。泊りがけで三日間やっただけのことはありました。

さて肝心の「合浦」ですが、……うぅん、微妙でした。直前までは、あれに気をつけようここはこうしようなどと最後の確認もできていたのですが、実際に舞う段になるとすっぽり抜けてしまうのです。これを防ぐには、舞台上でも徹底的に冷静でいれるようになるか、無意識でも動けるようになるまで徹底的に稽古する、という二つがありうるように考えますが、どうにも並大抵ではなさそうです。あたりまえなんですけれども。

自分以外の演目では、仕舞「菊慈童」が一番印象的でした。思っていたより具体的な動きの型がたくさんあるのですね。
ところで今回の舞台では舞囃子が四つもあったのですが、地謡で参加した「猩々」を除けば「経正」しか観ることができず、少し残念でした(もちろん「経正」もカッコよくて素敵だったのですけれど!)。見逃した「養老」と「鞍馬天狗」は切戸番をしながら耳を澄ませていました。やはり太鼓が入ると急に雰囲気が変わりますね。

終了後は本郷で中華料理を食べてからお宿へ。今夜はいよいよ……夜舞台(コンパ芸)です。
個人的には名古屋大学の先輩のモノマネ「まもなく」がかなりツボでした。京都大学の新作能「熊者狂(くまモンぐるい)」も傑作でした(ちなみに春四終了翌日にちょうど熊本へ行ったので、劇中に登場した漱石の住宅などの名所はひと通り見物してきました)。私のギャグにやたら反応してくださった神戸女学院大学の方々もありがとうございました。なお東大観世会のネタでは私が黒歴史を作る結果となりました。これ以上はきかないでください。

……それでは、今日はこのあたりで。

(K 拝)
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