東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

今週の柏陰舎(8月第1週)

前回(7月第5週)の記事で予告されたとおり、今週から1年生がブログに参加します。
というわけではじめまして、1年生男子の鷹です。東京大学文科III類に所属しております。これからどうぞよしなに。

今月の7日から9日までは合宿でした。といっても(読者の皆様におかれてはご存知のお方が多かろうと思いますが)どこかに行ったわけではなく、東大駒場キャンパスの中にある和館という宿泊が可能な施設にて行われたもので、そういう意味では正直ちょっと物足りないような気もしていまして、バイト先の塾で生徒にその話をしたら微妙な反応をされたのですが、来月行われる秋の会では神奈川(と先輩がおっしゃっていたような……)に行くのでいまから期待しております。
ともあれ、朝から晩まで稽古に勤しんだ数日間は楽しゅうございました。例年と同じく2日めの午後には仕舞大会があり、それぞれの部員がそれまでに舞ったことのある曲から数曲を舞いました。これまでに見たことがなかった先輩方による舞を見られ、はじめて目にする動きやはじめて耳にする節もあって面白かったです。いずれも僕たち1年生にとって今後演じる可能性があるものですが、個人的には修羅物への憧れが増しました。僕自身は入会が少し遅かったこともあり、この仕舞大会では能を始めて最初の曲である熊野のみを舞ったのですが、そのあとの稽古から次の曲である猩々に着手しました。春の宴での女性の優美な舞である熊野に対して猩々はお酒に酔った猿の妖精のコミカルな舞で謡も含めてたのしげな曲です。こちらは来月の秋の会にて発表するのでどうぞお楽しみに。
稽古以外の時間では夕飯を作ったりカードゲームをしたりしました。先輩方の手際がよいあまりに1年生は手持ち無沙汰になりがちで、2年生のKさんが韮を洗うのにだれか手伝ってーと言ったら1年生3人が全員ついていったのはちょっと面白かったです。

そして今日は通常の稽古でした。秋の会では男性が地謡を務める曲が杜若・小鍛冶・西王母・経正の4曲あるのですが、男性のうち2年生男子のKさんがいま実家に帰省されていて残るふたりは僕ともうひとりの1年生男子(再来週あたりにブログに初登場します)なので、今日の練習では女性の先輩に謡をみていただいたのですが、声域が合わないのでなかなか大変でした。僕は目下杜若に苦戦しています。猩々の方は基本動作や謡とのタイミングにまだまだ改善の余地はありますが思ったよりもできていて先輩にも褒めていただいたので、この調子で引き続き頑張ろうと思います。

それでは、また。鷹でした。
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