東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

秋の会(と竹生島とクセの話)(9月第二週)

Kです。

竹生島、すごく良かったです。
……私の仕舞の話ではありません。滋賀県・琵琶湖に実在する方の竹生島の話です。琵琶湖東岸の長浜港から観光船でおよそ30分、上陸すると目の前の急斜面に都久夫須麻神社が見え、石段を登っていくと弁財天の祀られている宝厳寺にも参詣することができます。神社の方には琵琶湖の龍神を祀る施設もあり、手水舎では龍が水を吐き出していました。軽い寄り道程度のつもりだったのですが、なるほどここがまさに「竹生島」の舞台なのか、と一人感慨にふけるひとときを過ごすことができました。謡跡巡り、クセになりそうです。

さて、それから一週間後の9月10日はOB会と合同の秋の会でした。当日の朝は心なしか前日より少し風が冷たく、近付きつつある秋を感じます。仕舞「竹生島」は、なんといいますか、まあまあの出来でした。最後の跳び返りをはじめとして、今回チャレンジした難しい型ひとつひとつについてはそれなりに上手くいったかと思うのですが、全体としてうまくまとまっていなかったり、基本の型に変なクセがついてしまっていたりしているなあという印象です。ううむ。

翌日の通常稽古では、11月の駒場祭、そして12月の自演会に向けて各自稽古していく演目を決めました。舞囃子に挑戦しようかとも思ったのですが、思うところあって仕舞「小袖曽我」をやります。私が兄・曽我十郎祐成(シテ)、同期の完さんが弟・五郎時致(ツレ)となって、二人で舞います(相舞と呼ぶそうです)。お互いの呼吸を合わせて舞わなければならず、また並ぶことでお互いの細かなクセも目立つというからさあ大変。稽古初日は二人でぎくしゃく舞っている様子が滑稽なようで、周りは笑うわつられて自分たちも吹き出すわ散々でした……。
稽古の成果はいかに?乞うご期待!!

それでは、今日はこのあたりで。

(K 拝)
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する