東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

虫干し一日目


こんばんは。新入生のU です。お久しぶりになってしまいました。
先月の26日〜28日の三日間、東大観世会が長年お世話になっている関根先生のお宅で行われた虫干しに参加させていただきました。 私が参加した一日目には、まず舞台上に紐をかけ、運び出した能装束を丁寧に包み紙から取り出して一つずつ干していきました。大変な数の狩衣や法被、蔓帯、腰紐など(他にもたくさんあったと思います)をすべて干すと、舞台上は装束で埋め尽くされて、一旦中に入るとかき分けて進んでいかなければいけなくなるほどでした。これほどたくさんの装束を一度に見られることはなかなかないんじゃないかと思います。ものすごくきらびやかな光景でした。
その後、いくつかの班に分かれてリストを元に不足や綻びがないかの確認をしました。その過程で能楽師の先生方から各装束についての色や文様の種類とその由来、どんな舞台のどんな役柄に使われるのかといった知識を惜しみなく教えていただきました。わたしは恥ずかしながら本当に何一つ知らなかったので、全ての装束にちゃんと名前がつけられていて、その名前に意味があることがまず驚きでした。帰るときには少し物知りになった気分でした。
簡単に振り返りましたが、今回虫干しに初参加して、能楽師の仕事の幅広さを知ることができました。虫干し翌日の師匠稽古でのお話にもあったのですが、舞台に出るだけではなく、能の構成要素である衣装を管理するのも能楽師の大切な仕事の一つなんですね。そして衣装一つとってもそこには伝統がつまっていて、その全てを継承しなければならない能楽師とは、なんて大変な仕事なんだろうか…とも思いました。より一層尊敬の念が増しました。
今度、教えていただいたことを思い出しながら、じっくり能を鑑賞してみたいです。
さて、このブログでは一ヶ月ほど時が止まっていましたが、この間にも観世会ではいろんな出来事がありました!虫干し二日目、最終日、秋の会については別の新入生が書いてくれると思いますので、どうぞお楽しみに!


スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。