東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

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12月三週 師匠稽古

こんにちは!SYです!
今回は、24日の師匠稽古についてや、最近の東大観世の稽古風景などについて書いていきたいと思います。よろしくお願いします〜〜

さて、24日の師匠稽古は、稽古自体も、稽古の後も!?大変楽しく充実した内容でした。

まず今回は、会長が代替わりをしてから最初の師匠稽古で、前会長K林さんがいつも座っていた所にS木さんが座っていました。そして、K林さんが隅の方に座っていました。それが新入生の僕にとってはとっても新鮮な風景であり、さらにまた、S木さんが筆ペンで今回の稽古内容を書いていたり、万里先生と次の師匠稽古の日程を話し合ってたり、あたふたと会長の仕事をこなすそんなS木さんの姿を、K林さんが隅の方でニコニコと見ていて、やっぱり新入生の僕にとってはとっても新鮮な風景でした。年号が変わったような感覚ですかね。

さて、稽古の内容ですが、新入生の僕は初心に帰れ!とのことで、紅葉狩を出します。これがシコタマ勉強になった。今まで、例えば能の公演を見に行った時などに、プロの演じる腕の曲線がきれいできれいできれいすぎて、「あれはいったいどうやっているのだろう?」と鏡の前で練習していたのですが、分からず、そのまま放置プレイをしていました。そしたら、その極意が今回の師匠稽古で分かり、その極意を実践してみると、なんだか自分のカマエが一段とプロっぽくなっっちゃって、それが嬉しすぎて、今では、日常生活のあらゆる鏡の前でちょっとだけカマエて、そのプロっぽさにニヤニヤしてます。楽しい〜

そして、Mくんが安宅を出しました。その時先生から、「ここはキリだから、、」とか「安宅の関をやっと逃れたところだから、、」などと教わり、なるほど、先生は仕舞を、一曲の能の一場面として捉えているのだなと気がつき、私たちも仕舞を演じる場合は、しっかりと能をまるごと一曲見てイメージして、舞わなければならないと思いました。
そして安宅でさらにタメになったのが、謡と仕舞の連動についてです。テンポの速い曲では謡より早めに所作をし、余った時間で静止時間をつくる、逆の場合は謡より遅らせる、と教わって、心の底から「へーーーーーー!!!」と感激しました。じつは、その感激はK子さんにも訪れた模様で、隣にいた彼はすごい勢いでメモってました。ちなみに僕もK子さんにも負けない勢いでメモりました。

このような素晴らしい教えを受けた後では、「謡と仕舞の連動」という新しい認識が僕の中に生まれるので、そのような新しい眼差しでプロの公演を観ると、またまた能の新しい側面が見えてきて、楽しくなっちゃって、さらに能に費やす時間が増えてくる。、、、実は、今月だけでも、能を25本くらい見ているんですよね、、、。

いやもう師匠稽古が楽しすぎて、自分でメモしたものばかりか、他の人が書いたメモをもらい(地謡に入っていてメモれなかったから)、それをドトールとかで眺めて、先生の言葉の一つ一つを、味わい、解釈するというのが、最近のマイブームです。

それから、K子さんが善界をだしました。これもまた面白かった。今、先生の教えを思い出してみると、足の向きや体の向き、手の角度などが大半で、なるほど、激しい動作の中にも繊細さが必要なのかと感じ、さらにまた、能の面白いところは、たとえばサシコミ開きのとき足を四歩前に出す、その時私たちは動いている足の方に注意を払いますが、先生が見ると、「左手の形がおかしくなってるぞ」と動いていない体の部位を指摘します。なるほど、先生は、体の全体を見て、その全体としての美しさを求めているのだなと、感じました。

稽古終わりにはお昼をご馳走になり!!!来年の演目や方言や旅館の話などで盛り上がり、とても貴重な時間を経験しました。ありがとうございました!もし次の機会があるならば、お酒も一緒に笑

余談ですが、世阿弥の「花鏡」に、名人になるための最低条件が三つ述べられています。一つが素質、もう一つが努力、この二つはまあ当たり前なんですが、最後の一つが、「師匠から教わること」です。その理由が長々と「花鏡」に書いてあります。納得です。

というわけで、来年もまたよろしくお願いいたします〜〜。では、また!


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