東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

心を静めて見れバ

しかし、何故かそこで私は勝手に一人で感動してしまい、心が静まらなかったです。

心を静めて見れバ。
所ハ生田なりけり。
時も昔の春乃。
梅の花さかりなり。
一枝手折りて箙に挿せば。
もとより雅びたる若武者に。
相あふ若木の花鬘。

恥ずかしいことに、自演会でここを謡う途中急に切ない気持になり、涙まで出てしまいました。と同時に地謡座の前の河田さんが景季ではなく敦盛のごとく思われました(笑)。頭の中が真っ白になり、~キリのところまで上手く進まず、一人で拍子がズレてしまうなど皆さんに迷惑をかけました。

でもある意味、今回の〈箙〉は私に、そこまで感動を与えたとも言えます。

今年は、忙しいフリして皆さんと長く練習できなかったこともあり、詞章を覚えることはさりながら、クセやロンギの位取りなど、できそうもなかったので、本番でどうすればイイのか直前まで迷いましたが、そこで出した結論は「例え間違っても失敗しても、小さく自信無さそうに謡うよりは、とにかく力の尽きるまで元気に謡おう」とのことでした。

結果的には、迷惑をかけた部分も多々あったと思われますが、場所的に、すぐ後ろに地頭の中島さんがいたこともあり、何度も危機(?)から救われ、「鶴翼飛行の秘術を盡すと見えつる中に」何とか無事古巣に帰ることができました。

自宴会には参加できず皆さんと話す機会を得られなかったことを理由に、またこのブログにて書かせて頂きました。(何度も失礼しました)

私が最後まで頑張れたのは祥人先生のご指導そして皆さんのお力あってのことです。
本当に有難うございました。

Noh
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コメント


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キリは本当に感極まるね…。
うん、忙しい中おつかれさま。

もえは | URL | 2007-12-11(Tue)12:20 [編集]


研究とかで忙しい中よくガンバってくれました!やっぱり君は密かにアツい漢だ!

hase | URL | 2007-12-08(Sat)00:23 [編集]