東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

そうだったのか!

はじめまして、新入生のかしわむらです。

近頃の観世会は自演会へ向けて大忙しのような、そうでないような様。

そう、自演会。もうそんな季節です。
ふふふ、楽しみですね。

さてさてそんな自演会に向けた稽古の中で、じわじわと認識してきた事が一つあります。何とも簡潔には言い表せないのですが、言うなれば「能って能だったのか!」
能楽サークルに約半年所属した人間が発するとは思えないこの言葉。かしわむらがこのようなことを言い出すまでの事の次第が以下に記されています。

能とは和製オペラのようなもの、というイントロダクションを鵜呑みにして観世に入会した自分。当初は「劇みたいのをやるんだな~」と感じていました。ところで、観世新入生が最初に習うのは仕舞、ですから舞と謡です。どちらも必死(?)になって練習します。すると面白い心境変化が起きてきます。最初の「能=オペラ的なもの」が「能=舞+謡…あと、お囃子!」のように変化してくるのです。なんという単細胞。
能のストーリー、情景描写といった要素を完璧に忘れていたのでした。

そんな自分ですが自演会のための能の練習が進行していくと、感ずるようになるものです。特に「~が登場して」と聞いた時には「!!!(能って劇みたいだ)」と脳内に雷が発生。ようやく、能には物語があるということを解したのでした。そうして、遅れて能の情景描写的要素の存在をほのかに感じるようになり、今の状況に至るわけです。


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コメント


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意外と劇ってこと忘れがちになるね、普段の練習だと

hase | URL | 2008-10-10(Fri)23:44 [編集]


私は卒業してから同じ境地に至りました。
早いですね。

いちかわ | URL | 2008-10-08(Wed)21:43 [編集]