東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

申し合わせ(H20の)

昨日は能の申し合わせでした。能のリハーサルのことを「申し合わせ」と呼び、本番と同じ舞台で、お役・地謡・囃子と全員揃って一曲通します。私たち素人の学生にとっては、慣れない装束をつけ、面(おもて)をかけて舞うことのできる貴重な機会です。ふぅ緊張した

私も装束と面をつけて頂いたのですが、やはり色々と違いがあります。豪華な模様が織り出されているかっちりした装束を見ると、今さらながら自分がシテをつとめることが畏れ多くなりました。そんな超日常的に豪華な装束をつけ、ぞっとするほど美しい面をかけることで身も心も異次元の者になるのです。初めて装束・能面をつけた姿を鏡に映し出した時は、これが自分だとは信じ難くて、身が引き締まる思いでした。

視界の狭い面に、重たい装束という制約された条件で舞うと、普段着で練習している時にはできていたことも失敗します。稽古不足で完全に身に付いていないところなんでしょう。自分の中で一瞬の気の迷いもないように、隙のないように、稽古を重ねるしかないということを痛感しました。

というわけで、今日も部室の外で練習をしました。部室の中よりも外の方がスペースがあるあるからですが。昨年の自演会の能でシテを勤めたKwtくんには「不審者」と言われました。きっと褒め言葉です。光栄です。

あと4つ寝ると本番だなんて信じられないですが、とにかく頑張ります!


もえは


P.S.もしかして、と思って過去の記事を検索するとやはり昨年も「申し合わせ」という題名の記事(著:Kwt)があったため、何となくこの記事は平成20年のものであることを付け加えておきました。



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コメント


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>いちかわさん
たしかに。私も、先生が「自分が舞うのではなく、周りの空気を動かすんだ」とおっしゃっている意味がわかった気がしました。できるようになったわけではないですがw

>はせ
ありがとう☆
地頭には稽古の進行などなど色々と
お世話になりました。
あとは本番あるのみ

>あべc
過分な褒め言葉にどぎまぎしちゃいますが。あべcに色々指摘してもらったり、帽子まで作ってもらってお世話になりっ放しです。本番楽しみませう

もえは | URL | 2008-11-14(Fri)10:22 [編集]


出番少ないし地味でかわいそうと言われ続ける前ツレですがもえはさんの一番近くで一緒に稽古できて特等席と思っています 後ツレをしたいって主張しても良かったんだけどこの位置だけは誰にも譲れなかったのです

泣くだろうな「御空の雲居」前髪を掴むところ

あべ | URL | 2008-11-13(Thu)23:36 [編集]


地謡も力及ばずながらシテを応援します!ガンバロー

hase | URL | 2008-11-13(Thu)20:37 [編集]


いよいよですね。

私もシテを舞わせていただいた時、装束をつけて初めて「舞う」というより「舞わされる」というような感覚を得ました。
自分がなくなるというか。

賀茂楽しみにしております。

いちかわ | URL | 2008-11-12(Wed)11:51 [編集]