東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

入会動機

ご卒業なさる皆様、おめでとうございます。
追いコンでみんなの入会動機を聞いてしんみりしたりした。

ついでに自分の入会動機を振り返ったりもした。
今振り返ってみると、その当時(4年前)の入会動機は既に満たされていた。外国人に日本文化を紹介できるようになるとか、声を出せるようになるとか。そしてその当時考えていたもの以上のものを与えてもらっている、と思ったり。

一つ最近思うこと。それは、観世会は私の「脚光を浴びたい欲求」を満たしてくれるということ。私はあまり、進んで人前に立ちたいというタイプではないし、人前に立つことが得意でもない。でも脚光を浴びるのは好きなタイプだったりする。

言いたいことは、「実は目立ちたい」という潜在的な欲求を持っていたり、度胸をつけたいと思っていたり、そんな新入生にも観世会はお勧めできる、ということだ。

私は、謙虚で慎重な性格のくせに、かなり出たがりな性格だ。例えば大役を任されると「大変なことになった」という素振りを見せつつまた実際そう思いつつも、内心めっちゃ喜んでいたりする。
そして、ポイントは「謙虚」な出たがり、という点だ…と自分では勝手に思っている。
でしゃばって、人を押しのけて前に出るということは苦手だ。淡々と努力してきたことが皆に認められて存在感を発揮する、というのが理想だったりする。
だから例えば、かつての同級生でファッションモデルをやっている人の話を聞くと「羨ましい!!」と思うと同時に、「私には整形してまで、がむしゃらに夢を掴もうとするガッツはないわ」と引け目に感じたり、「努力じゃなく容姿だけで名を成しても意味ないやろ」と見下してみたりする。

そんな私にとって、観世会はとても居心地が良かったな、と最近思っている。
でしゃばらなくても舞台に立って人前で舞う機会が与えられる。しかも、自分の舞台にある程度の自信と気概を持って舞うことができる。プロの能楽師に稽古をつけていただいたものなので。やましさ?なく自信を持って、人前で注目を集めることができるのが、実は嬉しい。

そんな私は人前に出ることは得意ではないし緊張するし、だからあまり人前に出たい欲求を直視することもなかった。でも、能を稽古してきたことで、人前に立てるのは嬉しいなという自分の気持ちを認めることもできるようになってきたし、度胸もついてきたなと思ってみたりする。
それが観世会に入ってとてもよかったと思っていることだ。

といっても、観世会の入会動機は人それぞれで、続けてきた理由も人それぞれだし。
新入生のみなさんもぜひ色々なメンバーに会ってみてください♪

もえは

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コメント


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脚光を浴びたい欲求、謙虚で慎重な性格、たんたんと努力する、でしゃばらないでなど御自分の性格を実によく分析していらしてその通りだと思いました。

| URL | 2009-04-05(Sun)10:15 [編集]