東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

柏蔭舎でのお稽古(8月第3週)

 今週からブログを書かせていただきます、東京大学1年の俊と申します。よろしくお願い致します。
 今週は帰省シーズンということもあり、だいぶ少ない人数でのお稽古となりました。OB・OGの方が助っ人として駆けつけてくださり、私は杜若や小鍛冶の地謡を教えていただきました。まだまだ慣れない事ばかりで苦労していますが引き続き練習に励みたいと思います。
 最近は主に仕舞の鶴亀を練習しています。皇帝が御殿に帰っていく様子を描いたもので、足拍子が見せ場です。自分でもいまいち掴めていませんが、お目出度い感じが伝わるように、OB会を意識しつつ頑張っていきたいです。
 何はともあれ充実したお稽古ができたと思います。今後も時々ブログを書かせていただくかと思いますので、暖かい目で見守っていただけると幸いです。(俊)

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今週の柏蔭舎(7月第三週)

来週から長崎に免許合宿に行き、そのまま一週間ほど帰省する、優です。

五校会が終わり、それぞれ新しい仕舞に取り組んでいます。
私は三週間ほど稽古に出られないので、弱いもの(半身でないもの)から選び、〈杜若〉にしました。ちょうど五校会で、法政の二年生が舞う〈杜若〉を見てきたので、それに負けないように頑張りたいです。
同期は〈経正〉と〈竹生島〉を選んでおり、半身の新しい型を学んでいるのを見ると、少しうらやましくなります。跳び返りはやはり憧れますね。

春から始めた大鼓は、ようやく羽衣クセを通しで実際に打つところまで来ました。
憶えたつもりだったのですが、音が上手くな鳴らないことに気を取られて、手(打ち方)を忘れることが多く、8割くらいのできでした。次こそは完璧にしなければ!

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今週の柏蔭舎(6月第三週)

はじめての中の舞で、上手くためることに苦戦中の優です。

7月3日の五交会(@杉並能楽堂)に向けて、午前中は舞囃子草紙洗小町の二回目の申し合わせを行い、午後は一年生への指導を中心に稽古しました。

今日は五交会で配る「演者の横顔」(名前、学年、仕舞、意気込み、絵などを載せた自己紹介)の締め切り日でした。全員分を見てはいないのですが、それぞれが個性的なイラストを描いており、面白かったです。他大学のも楽しみで、五交会が待ち遠しいです。

12月の自演会に向けて「羽衣」の素謡練がだんだんと始まっています。仕舞の謡で習ったクセとキリ以外を教えてもらったのですが、弱吟なので難しい節のオンパレードです。
羽衣には、「白衣黒衣の天人の。数を三五に分かって。一月夜々の天乙女。奉仕を定め役をなす。」という不思議な謡があるのですが、これは月の満ち欠けの考え方の一つだそうです。月には十五人ずつ白衣と黒衣の天人がいて、一日につき一人の白衣の天人が月宮殿に入り、黒衣の天人が一人出ることで月が満ち、逆のことが行われて月が欠けるという仕組みです。シテである天女もこの一人だと主張しています。
いつもは内容をあまり気にせず、謡ったり聞いたりすることが多いのですが、調べると面白いことがありますね。

(優)


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今週の柏蔭舎など(6月第二週)

6月12日日曜日午前7時40分、電車に揺られて師匠稽古のためにU駅を目指す私は重大なミスに気付きました。
今日に限って朝5時半に目が覚めた私は、何を思ったかいつもより1時間近く早く自宅のアパートを出発していました。電車がU駅が近づくにつれて事の重大さが分かってきます。このまま順調に(?)いけば、まだ6月の朝とはいえ日向に1時間突っ立って待ちぼうけになってしまいます。梅雨入りしたというのにここ数日カンカン照りなのです。
どうすべきか?もちろんU駅近くのファーストフードや喫茶店にでも入るという選択肢もあったのですが、ここで私は驚きの選択をします。手前のK駅で電車を飛び降り、なんとU駅まで徒歩で向かうことにしたのです。屋外棒立ち待機が嫌だから目的地まで徒歩で向かうという逆転の発想!我ながら意味が解りません。
しかしながら、結果的に楽しいお散歩になったので良しとします。K駅からU駅までの道のりは3~4km程度ですから、決して大変な距離ではありません。むしろ、それでも集合より20分早く着いたので近くの神社の木陰でひと休みするなどすることもでき、個人的な満足度はかなり高かったです。

……はい!どうでもいいですね!
ちなみにこのときの足の疲労はこのあと3時間の師匠稽古の正座に響いてくるのですが、その苦しみについては別のお話です。

今日の午前の師匠稽古は1年生の初師匠稽古でした!ガチガチに緊張した二人の1年生に「なぁに、そんなに心配しすぎなくても大丈夫だよ!」なんて言ってしまいましたが、実は私の方が初めての地頭(1年生の「紅葉狩」)で緊張しきっているのでした。
3時間にも及ぶご指導をいただいたあとは、皆で近くのインドカレー屋に入りました。みんな正座で足が痛いので「テーブルと座敷どちらがいいですか?」の質問には「テーブル!!」と即答です。

駒場に戻っての通常稽古からはもう一人の1年生も加わってお稽古です。先ほどの師匠稽古で直された部分を中心にお稽古を進めていきます。
話し合いのときのおやつは、先日先輩が東京ジャーミィというモスクで買ってきてくださったお土産のチョコレートでした。

長く足の痛い一日は18時の稽古終了でようやく終わりました。

以上、先日友人からブログの内容が面白くないと言われたKでした。
それでは、今日はこのあたりで。

(K 拝)

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今週の柏蔭舎(5月第五週)

先週の話ではありますが、とろろ昆布も関東では通じないと知って大いに驚いた、優です。

まずは、良いニュースから。(悪いニュースがあるわけではありません。)
今まで体験稽古に来てくれていた三人の一年生が入会してくれました!
男子二人、女子一人です。
初舞台である七月の五交会に向け、仕舞と謡を憶えてもらっているところです。一年生の苦戦している姿を見ると、去年の自分が思い出されて、何も知らない一年生につきっきりで丁寧に指導してくれた先輩方の優しさの源泉がわかるような気がします。

さて、自分についてですが、舞囃子の「草紙洗小町」を練習しています。
中の舞は、私が唯一自慢できる”暗記力”を活かして一週間ほどで覚えました。次なる目標は、中の舞の前にある謡を、音程を間違えず、拍子合わずっぽく謡えるようになることです。草紙洗のシテ謡には仕舞の時からずっと悩まされています。謡に集中しすぎて、立つのを忘れることが多いので、早く謡に慣れるようにしたいと思います。

(優)

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