東大観世の日々

能楽サークルって何をやっているのでしょう

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今週の柏蔭舎(1月第一週)

あけましておめでとうございます。お久しぶりです。Hです。
ついに迎えた2018年。いかがお過ごしでしょうか。寒かったり乾燥していたりで風邪を引きやすい季節です。お気を付けください。

12月24日の稽古を休んでしまったので、今週の稽古は私にとって二週間ぶりでした。そう、久しぶりの稽古にも関わらず、なんと遅刻をしていまいました…スケジュール管理&体調管理超大事。出来るだけ早く着かねばと駒場キャンパス内の坂道を早足で下り、砂利を踏みしめて、白蔭舎の引き戸を開けて入って室内を除いたところ……

中にいらっしゃった方全員が、同じ方向を向いて、同じように扇を掲げて立っていらっしゃったのです。

驚きました。はい。とってもびっくりしました。普段の活動では、それぞれ思い思いの場所で好き好きに練習しているか、畳全面を使って地謡と合わせているか、円になって座り謡いの練習をしているかのどれかなので、あのように全員が同じことをしている姿など中々ありません。
結局、その時部員の方々が何をしていたかといいますと、実は『中の舞講座』の真っ最中だったのです。つまり、Kさんから『中の舞』という舞を教わっている最中だったので、全員Kさんの動きを真似して同じ向き同じ姿勢だったというわけです。私も途中参加しました。正直動きを追うので精一杯でしたが、大変楽しかったです。いつか舞囃子を舞うことになったらこの日の経験を活かして云々と続けたいところですが、その頃には舞の子細は忘却の彼方に追いやられていそうですね。どうやったら記憶力って良くなるんでしょう。頑張ります。

さて、『中の舞講座』を終えた後は、各々仕舞の練習をしました。私はついに半身の舞に挑戦中です!考慮することが増えて混乱してしまう日々ですが、いつの日かは先輩方のように格好良く舞えるようになりたいです。頑張ります。

最後に、改めて新年あけましておめでとうございます。東大観世会一同精進していきますので、今年もよろしくお願いいたします。

以上、拙文失礼しました。Hでした。

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今朝、「玉鬘」の謡を練習しました。なんとなく、、、ではなく、実はぼく行動を習慣化させることが大好きで、毎朝起きたらストレッチ・筋トレ・坐禅(35分)をやる、というのが毎日の日課です。その流れで謡も練習してします。朝に大声を出すと気持ちがいいし、近隣住民から苦情も来ない。(夜に謡っていたら、トンデモナイ壁ドンを食らったことがあります)

いつもなら謡しか練習しないのですが、今日はたまたま目の前に扇が転がっていたこともあって、仕舞の練習もしました。次の春四で他の部員が「安宅」「蘆刈」「屋島」を舞うそうなので、僕も練習しました(この前万里先生が「地謡に入るなら仕舞も覚えなければならないよ」と言ってたので)。実は、安宅・蘆刈・屋島のカタと謡はもう覚えてたりして、、、笑。次は「玉鬘」の仕舞を覚えちゃお〜、と楽しんでます。
春四で誰がどの仕舞の地謡に入るかまだ決まってないのですが、、、まぁいいか!

気がついてみれば今日は大晦日。まさか大晦日に能楽の練習をしているなんて、1年前の自分には想像すらできなかったでしょうね。人生なにがあるか分からないです。

ちなみに今日の午後、ドトールでゲーテの「ファウスト」を読んでいたら、K子さんから、「もし手元に100番集があったら、天鼓のキリの部分写メって送ってくれないかな?」というLINEがきました。彼もまた、大晦日とかそんなの関係なしに能楽で頭がいっぱいなのかもしれません。

そういえばK子さんは近頃、太鼓に加えて大鼓の稽古も始めたそうです。彼は、シテの稽古が終わってひと段落するのではなく、シテ稽古が無くなって余った時間を他の稽古で穴埋めする。そんな彼の姿を見ていると、彼は今年シテをやろうがやるまいが、どっちにしろ能楽に没頭していたんだろうなぁと思いました。さすがK子さんっす!!今頃は鐘をついているのでしょうか?

そういえば、M上くんも本格的に笛の稽古を始めたそうで、あきコマに部室で自主練に励んでいるそうです。

自演会が終わると、会全体のモチベーションが下がるのかと思っていたのですが以外とそうでもなく、日曜稽古も自主練も、みんなハリキッているので、僕も負けてられないと熱くなってきます。(一部の人は京大の新年会に行ってくるそうです)


みなさんは、このブログの過去の記事をよんでますか??実はこれが以外と面白くて(失礼?)、少しずつ読み進めています。中でも僕のお気に入りの先輩がいて、その先輩が幸田文を好きだというので、今日買ってきちゃいました。ちなみに、今ブログを書いているのもその先輩の影響です笑。、、、そう考えると、今ぼくが書いているこのブログも、これから入ってくる新入生が読むかもしれないですよね。なんだか、歴史を感じます。


いや〜、来年のシテが楽しみで楽しみで楽しみすぎて仕方がないです。あの演目やってみたいな、この演目もいいな、とワクワクしながらも、いや待て今の自分の力量を考えろと自省して、いやそれでも楽しみすぎて、はやく橋掛かりを歩いてみたいーーー!と妄想してます。

さて
そろそろ新年が近づいてきました。
来年は色んな方にお世話になると思います、不束な自分ですが、精一杯努力するので、暖かい目で見守っていただければ幸いです。来年も、何卒宜しくお願いします。では、良いお年を〜

(SY)




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12月三週 師匠稽古

こんにちは!SYです!
今回は、24日の師匠稽古についてや、最近の東大観世の稽古風景などについて書いていきたいと思います。よろしくお願いします〜〜

さて、24日の師匠稽古は、稽古自体も、稽古の後も!?大変楽しく充実した内容でした。

まず今回は、会長が代替わりをしてから最初の師匠稽古で、前会長K林さんがいつも座っていた所にS木さんが座っていました。そして、K林さんが隅の方に座っていました。それが新入生の僕にとってはとっても新鮮な風景であり、さらにまた、S木さんが筆ペンで今回の稽古内容を書いていたり、万里先生と次の師匠稽古の日程を話し合ってたり、あたふたと会長の仕事をこなすそんなS木さんの姿を、K林さんが隅の方でニコニコと見ていて、やっぱり新入生の僕にとってはとっても新鮮な風景でした。年号が変わったような感覚ですかね。

さて、稽古の内容ですが、新入生の僕は初心に帰れ!とのことで、紅葉狩を出します。これがシコタマ勉強になった。今まで、例えば能の公演を見に行った時などに、プロの演じる腕の曲線がきれいできれいできれいすぎて、「あれはいったいどうやっているのだろう?」と鏡の前で練習していたのですが、分からず、そのまま放置プレイをしていました。そしたら、その極意が今回の師匠稽古で分かり、その極意を実践してみると、なんだか自分のカマエが一段とプロっぽくなっっちゃって、それが嬉しすぎて、今では、日常生活のあらゆる鏡の前でちょっとだけカマエて、そのプロっぽさにニヤニヤしてます。楽しい〜

そして、Mくんが安宅を出しました。その時先生から、「ここはキリだから、、」とか「安宅の関をやっと逃れたところだから、、」などと教わり、なるほど、先生は仕舞を、一曲の能の一場面として捉えているのだなと気がつき、私たちも仕舞を演じる場合は、しっかりと能をまるごと一曲見てイメージして、舞わなければならないと思いました。
そして安宅でさらにタメになったのが、謡と仕舞の連動についてです。テンポの速い曲では謡より早めに所作をし、余った時間で静止時間をつくる、逆の場合は謡より遅らせる、と教わって、心の底から「へーーーーーー!!!」と感激しました。じつは、その感激はK子さんにも訪れた模様で、隣にいた彼はすごい勢いでメモってました。ちなみに僕もK子さんにも負けない勢いでメモりました。

このような素晴らしい教えを受けた後では、「謡と仕舞の連動」という新しい認識が僕の中に生まれるので、そのような新しい眼差しでプロの公演を観ると、またまた能の新しい側面が見えてきて、楽しくなっちゃって、さらに能に費やす時間が増えてくる。、、、実は、今月だけでも、能を25本くらい見ているんですよね、、、。

いやもう師匠稽古が楽しすぎて、自分でメモしたものばかりか、他の人が書いたメモをもらい(地謡に入っていてメモれなかったから)、それをドトールとかで眺めて、先生の言葉の一つ一つを、味わい、解釈するというのが、最近のマイブームです。

それから、K子さんが善界をだしました。これもまた面白かった。今、先生の教えを思い出してみると、足の向きや体の向き、手の角度などが大半で、なるほど、激しい動作の中にも繊細さが必要なのかと感じ、さらにまた、能の面白いところは、たとえばサシコミ開きのとき足を四歩前に出す、その時私たちは動いている足の方に注意を払いますが、先生が見ると、「左手の形がおかしくなってるぞ」と動いていない体の部位を指摘します。なるほど、先生は、体の全体を見て、その全体としての美しさを求めているのだなと、感じました。

稽古終わりにはお昼をご馳走になり!!!来年の演目や方言や旅館の話などで盛り上がり、とても貴重な時間を経験しました。ありがとうございました!もし次の機会があるならば、お酒も一緒に笑

余談ですが、世阿弥の「花鏡」に、名人になるための最低条件が三つ述べられています。一つが素質、もう一つが努力、この二つはまあ当たり前なんですが、最後の一つが、「師匠から教わること」です。その理由が長々と「花鏡」に書いてあります。納得です。

というわけで、来年もまたよろしくお願いいたします〜〜。では、また!


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自演会2017―学生能「花月」を振り返って

みなさまこんにちは。先日の自演会では学生能「花月」のシテを務めました、Kです。ブログ登場は久しぶりなので何を書こうか少し悩みつつですが、とりあえず元気にまいりたいと思います。

まずは会場に足を運んでくださった方々、そして少しでも気にかけてくださった方々、またいつもこのブログに目を通してくださっている方々、みなさまのお陰で今年も無事自演会を終えることができました。本当にありがとうございました!!

思えばウン年前、……と語り始めると長くなるのでここでは語りませんが、約半年の稽古期間は長いようで始まってみればあっという間でした。そのあっという間の稽古期間にも多くの気付きや学びがあり、次第に花月という曲や花月少年のことが親しく感じられるようになりました。

あっという間に感じられたのは本番中の時間も同様でして、「お幕」の合図をかけてからは息つく間もないほどの目まぐるしさで気付けば「嬉かりける」と留拍子を踏んでいました。鏡の間に戻ってきたときの解放感は格別で、ついさっきお調べを聞いていたときの緊張が嘘のようでした。

さて今回の能を無事終えてつくづく、私はよい先生方にめぐりあえたことだと感じています。当会を長年ご指導下さった関根祥六先生とは惜しくも今年2月に最後のお別れをいたしました。しかしながら、いつも熱意溢れるお稽古をして下さる高梨万里先生は私のように物覚えの悪い生徒にも根気強くご指導下さいましたし、関根祥丸先生は自演会に駆けつけて励ましの言葉をかけて下さいました。

また印象的だったのは、後見をして下さった関根知孝先生の「ご自分の番が来たときに、よく立派に務めることができましたね」というお言葉でした。あくまで私個人の解釈にすぎませんが、これは東大観世会・OB会という組織の中、あるいは何百年と続く能楽の歴史の中での、ちっぽけではあるけれども確かにここにある自分の役割について意識することを私に迫るものでした。

そんなこんなで当会で私にめぐってきた最大の役割は終わりましたので、あとは柏蔭舎のすみっこでゆるゆるとお稽古しながら後輩たちを陰ながらサポートすることとします。

それでは、今日はこのあたりで。

(K)

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平成29年度自演会のお知らせ


皆様のおかげをもちまして、東大観世会は今年も、下記のように 東京大学観世会・東大観世OB会 合同自演会を開催いたします。

                  記
 東京大学観世会
           合同自演会 
 東大観世OB会


  とき  平成29年12月2日(土) 午前9時半始 午後6時頃終演予定
                       入場無料・入退場自由
  ところ 観世能楽堂(地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅より徒歩2分、GINZA SIX B3F)

   学生能「花月」ほか、舞囃子、仕舞、素謡、連吟など

会員一同、会に向けて精一杯練習をしております。
皆様お誘いあわせの上、ご来場くださいますよう、お願い申し上げます。



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